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2010 年12 月期通期決算 ~「クラウド」と「OSS」への注力を継続

 サイオステクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜多伸夫)は、2010 年12月期決算および2011 年12 月期業績予想を下記のとおり発表しましたので、お知らせいたします。



■連結業績の推移
                                                   (%表示は対前期比増減率)
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※ EBITDAは、営業利益+減価償却費+のれん償却額により算定しています。



1. 2010年12月期連結決算概況について

 「LifeKeeper」(*1)や「SIOS Integration for Google Apps」(*2)を始めとした付加価値の高い重点製品・サービスへの注力を推進した結果、これらの製品・サービスは堅調に推移しました。また、一昨年か ら提供を開始したMFP 関連ソリューション(*3)は順調に収益への貢献が見られるようになりました。なお、「Red Hat Enterprise Linux」(*4) においては、新規受注金額は堅調に推移しましたが、旧製品・サービスが減収となりました。これらの結果、売上高は4,987 百万円(前年同期比9.0%減)となりました。
  売上原価や販売費及び一般管理費においては、前年から引き続きコスト効率の改善を図る一方で、事業構造転換に伴う技術・営業の両分野での人材拡充を積極的に実施し、新製品・サービスに関する研究開発の推進や、営業網拡充に努めました。
  以上の通り、重点製品・サービスは増収となりましたが、それ以外の製品・サービスの減収によって売上総利益が減少したこと、人材拡充の実施等により販売費及び一般管理費が前年同期と比べ増加したこと等により、上表記載の結果となりました。


2. 2011年12月期連結業績予想について

世界経済は本格的な回復基調には未だ至っておらず、国内経済においても海外景気や為替変動等の影響を受け、不透明な状況が続いています。また、企業のIT 投資に関しても引続き慎重な姿勢が継続しています。
  このような状況を踏まえ、次期においては、高い市場成長が継続すると見込まれる「クラウドコンピューティング」(*5)、及び当社の従来からの強みである 「OSS」(*6)に関連する既存製品・サービスの販売拡大に努めるとともに、強固な顧客基盤の構築に努め、収益力の向上を図ります。
  また、当連結会計年度において、米国子会社にて開発を進めてきた新サービス「CloudStation(仮称)」(*7)は、開発費用と期間が想定以上に 必要となると判断し、アプリケーションやデータの統合的な管理保護を行うサービスより、コンサルティングからアプリケーションに至るクラウドソリューショ ン開発に方向性を修正、クラウド関連新規ビジネスとして推進します。一方、既存ビジネス領域においては、案件管理の徹底等によるコスト削減に向けた取り組 みを継続して実施します。
  これらにより、次期は売上高の伸長と営業損失幅の縮小を基本方針とし、早期に営業損益を黒字化させるための体質強化を図る1年とします。
  事業の種類別セグメントにおける具体的な取り組みは以下のとおりです。
  オープンシステム基盤事業においては、重点製品である「LifeKeeper」の更なる拡販のため、製品競争力の更なる強化に向けた研究開発や、日本を始 めとする世界各地域での販売パートナーの開拓及び関係強化を推進します。また、「Red Hat Enterprise Linux」等の各種製品・サービスを含む複合的な営業・マーケティング活動を行い、顧客企業の戦略的IT 投資を支援することにより、収益基盤の拡大・強化を図ります。
  Web アプリケーション事業においては、重点サービスである「SIOS Integration for Google Apps」や、収益への貢献を徐々に見せているMFP 関連ソリューションを始めとするSIOS Applications の研究開発及び営業・マーケティング活動強化を継続します。また、クラウドコンピューティングを始めとする先端技術の追求や強力な流通ネットワークといっ た当社グループの強みを活かすことで、従来型の受託開発に依存することのない、収益力の高い事業構造への転換を図ります。

(注)上記の目標及び予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでいます。実際の業績等は、様々な要因により、上記予想数値と異なる可能性があります。

 

*1:LifeKeeper
米国子会社SteelEye Technology, Inc.(現SIOS Technology Corp.)の開発製品。本番稼働のサーバーとは別に、同じ環境の予備サーバーを待機させ、万が一の障害の際には自動的に予備サーバーに業務を引き継がせ る役割を担うHA(ハイアベイラビリティ)クラスターソフトウェア。

*2:SIOS Integration for Google Apps
Googleが提供する、メール、インスタント メッセージ、スケジュール管理、ワープロ・表計算等をパッケージにしたホスティング型アプリケーションサービスGoogle Appsとお客様の既存の情報システムを直接連携させるサービス。

*3:MFP関連ソリューション
2009 年から提供を開始したMFP(Multi Function Peripheral の略、1 台でプリンタ、スキャナー、コピー、FAX などの機能を兼ねる機器など複数の機能を搭載した複合的な周辺機器のこと。)上で操作できる文書管理ソフト「Quick スキャン」等。

*4:Red Hat Enterprise Linux
世界をリードするオープンソリューションプロバイダーRed Hat, Inc.が開発するLinux OS。

*5:クラウドコンピューティング
コンピュータ処理をネットワーク(通常はインターネット)経由で、サービスとして利用できる新しいコンピュータの利用形態。

*6:OSS(オープンソースソフトウェア)
ソフトウェアの設計図にあたるソースコードを無償で公開し、使用・改良・再配布ができるソフトウェア。

*7:CloudStation(仮称)
アプリケーションやデータの統合的な管理・保護を可能にする新サービスとして、2009 年から米国子会社SIOS Technology Corp.にて開発に着手。2010 年3 月、ドイツで開催された世界最大級の情報・通信技術の展示会「CeBIT」にて同社の持つデータ複製技術を利用した機能の一部を公開しました。

以上


サイオステクノロジーについて

サイオステクノロジーは、1997年の創業以来、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェア(OSS)の開発と利用を軸に、OS(基本ソフトウェ ア)からWebアプリケーションソフトウェアにかかわる事業を推進し、情報システムのコスト削減に関する取り組みを推進しています。また、市場が拡大しつ つあるクラウドコンピューティング分野でも、OSSの利活用を通じて、最先端のシステムを提供しています。
これからも革新的なソフトウェア技術を追求し、世界のIT産業に影響力のある存在、「インフルエンサー」となって価値を創造し、社会の発展に貢献してまいります。

※Linux は、Linus Torvalds の商標です。
※その他記載の会社名および製品名は、各社の商標もしくは登録商標です。


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