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サイオス、株式会社Rhelixa(レリクサ)と資本業務提携

共同でエピゲノムのクラウド解析プラットフォームを開発

2018年3月26日サイオス経営

 サイオス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜多 伸夫、東証二部:3744、以下、サイオス)は、エピゲノム*1 の情報解析およびソフトウェア・装置開発をおこなう株式会社Rhelixa(レリクサ)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:仲木 竜、以下、レリクサ)が発行する第三者割当増資による株式を取得するとともに、サイオスの事業会社であるサイオステクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜多 伸夫、以下、サイオステクノロジー)がエピゲノムのクラウド解析プラットフォームの開発と構築*2 をレリクサと共同で開始することを発表いたします。

 レリクサは2015年2月に設立された東京大学の研究室を母体とするエピゲノム専門解析企業で、大学や研究機関、製薬会社、遺伝子研究をおこなっている企業等から委託を受けて、ゲノム・エピゲノムに関する実験・解析を専門的におこなってきています。これまでの研究で蓄積してきたデータと解析アルゴリズムをもとに汎用的に利用できるエピゲノム解析のプラットフォームサービスの立ち上げを検討してきていました。
 エピゲノム解析のプラットフォーム開発には、クラウドの技術が必要となることから、サイオステクノロジーがこれらの技術を提供することを目的に資本業務提携に至りました。また、サイオステクノロジーは、エピゲノム解析の知見の獲得を通じて、バイオサイエンス領域において事業を拡大出来ると判断し、この度の資本業務提携に至りました。

 サイオスは、「世界中の人々のために、不可能を可能に。」をミッションに、「創造性あふれる社会」「心豊かな社会」「持続可能な社会」の実現に貢献することを目指しています。レリクサとの協業が、これらの社会の実現に貢献するものと確信し、今後レリクサとともに事業を拡大してまいります。

*1 生まれた時に決まっている遺伝的情報「ゲノム」に対して、時間・環境依存的な後天的な分子レベルの影響を「エピゲノム」と呼びます。エピゲノムはゲノムと同様に地球上のあらゆる生物が持つ分子機構で重要な意味を持ち、ヒトのヘルスケア領域以外でも、農林水産といったさまざまな産業に関わってきます。

*2 世界のデファクトスタンダードとなりうる、世界中の大規模エピゲノムデータが集まりあらゆる解析が可能なクラウドサービスの解析プラットフォームを開発・提供することを目標にしています。


■サイオスについて
 サイオスは1997年に株式会社テンアートニとして創業してからJavaとLinuxをコアテクノロジーと決め、未踏の事業領域へのチャレンジを継続してまいりました。2017年10月にサイオス株式会社を持株会社とする経営体制へ移行し、サイオステクノロジーが事業を承継しました。
 創業20周年の節目にあたり、サイオスは「世界中の人々のために、不可能を可能に。」を新たなグループ全体のミッションと定め、イノベーションによって人々の課題を解決し、より良い社会の実現に貢献します。
詳細情報は、https://www.sios.com をご覧ください。

■サイオステクノロジーについて
 サイオステクノロジーは、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェアの開発と利用を軸に、自社開発ソフトウェア製品の販売とサービスの提供を行っています。直近では、AI(人工知能)、Fintech(金融技術)、クラウドコンピューティングの技術領域に注力し、次世代を支える新製品とサービスの提供を開始しています。これからも革新的なソフトウェア技術を追求し、世界のIT産業に影響力のある存在、「インフルエンサー」となって価値を創造し、社会の発展に貢献してまいります。
詳細情報は、https://sios.jp をご覧ください。

※Linuxは、Linus Torvalds の商標です。
※その他記載の会社名および製品名は、各社の商標もしくは登録商標です。

■お問い合わせ先
サイオス株式会社
広報
TEL:03-6401-5120
お問い合わせフォーム:https://mk.sios.com/SIOS_Inquiry.html

サイオスPR担当 (井之上パブリックリレーションズ内)
担当:横田
TEL:03-5269-2301 FAX:03-5269-2305 Email:sios@inoue-pr.com