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サイオステクノロジーとSCSK、「Sysdig Secure DevOps Platform」製品販売に関する業務推進を開始

サイオステクノロジーが「Kubernetes」環境向けセキュリティ・モニタリング プラットフォーム「Sysdig Secure DevOps Platform」の販売パートナーに参画

2020年12月 4日サイオステクノロジーテクノロジー

 サイオス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜多伸夫、東京証券取引所 第二部:3744、以下、サイオス)の事業会社である、サイオステクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜多伸夫、以下、サイオステクノロジー)とSCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員 最高執行責任者:谷原徹、東京証券取引所 第一部:9719、以下、SCSK)は、コンテナ管理オープンソースソフトウェア「Kubernetes(クーバネティス)」*1環境向けセキュリティ・モニタリング プラットフォーム「Sysdig Secure DevOps Platform(シスディグ セキュア デブオプス プラットフォーム)」*2のビジネスに関する共同での業務推進を2020年11月から開始しました。
 「Sysdig Secure DevOps Platform」の活用により、コンテナ化したアプリケーションのトラブル対応の迅速化、セキュリティの向上が可能となり、より堅牢な「Kubernetes」環境を実現します。
本提携により、サイオステクノロジーはSCSKの「Sysdig Secure DevOps Platform」販売パートナーに参画するとともに「Sysdig Secure DevOps Platform」の販売を拡大し、2022年までに3億円の売り上げを目指します。

【背景】
 近年、システム開発および運用の負荷低減と迅速化に貢献する技術として、コンテナおよび複数のコンテナを効率良く運用・開発するための技術であるコンテナオーケストレーションツールが注目を集めています。
 一方で、「Kubernetes」環境において、アプリケーションは物理的なサーバー配置やネットワークから切り離され、抽象化された形で管理されるため、従来型のサーバー単位で監視する仕組みや、IDS/IPS(不正侵入検知/防御システム)といった境界型防御のみでは、内外からのアクセスによる各コンテナの不正な振る舞いや改ざんの検知、脆弱性のチェックまで行うのは難しいのが実情です。
 サイオステクノロジーは、これらの新たな課題に対し、コンテナ基盤構築サービスやコンテナ関連製品の提供に加え、「Kubernetes」環境の詳細なモニタリングと包括的なセキュリティの強化を図るため「Sysdig Secure DevOps Platform」の販売パートナー認定をSCSKから取得しました。SCSKは、「Sysdig Secure DevOps Platform」国内総代理店であり、導入コンサルティングサービス・運用・保守サービスを行っています。

【「Sysdig Secure DevOps Platform」の概要】
 「Sysdig Secure DevOps Platform」は、ブラックボックス化した各コンテナ内部のアプリケーションや、「Kubernetes」のリソース状況および健全性、コンテナ間通信を完全にモニタリングし、視覚化することで、迅速なトラブルへの対応を可能にします。また、コンテナに潜む脆弱性の発見や、不正アクセスなど異常検知時のコンテナ制御のほか、「Kubernetes」上でのコマンド履歴をすべて記録可能なことから、サイバーセキュリティにおけるフルフォレンジック*3を実現します。
 サイオステクノロジーは長きに渡り培ったオープンソースソフトウェアの技術力と実績を活かし、コンテナ・「Kubernetes」の活用促進に取り組んでいます。
 「Sysdig Secure DevOps Platform」の活用により、コンテナ化したアプリケーションのトラブル対応の迅速化、セキュリティの向上が可能となり、より堅牢なコンテナ・「Kubernetes」環境を実現します。

sysdig.png図:「Sysdig Secure DevOps Platform」について

【今後について】
 今後、サイオステクノロジーとSCSKは、共同プロモーション活動を通じ、より一層「Sysdig Secure DevOps Platform」の販売を拡大すると同時に、クラウドネイティブコンピューティング技術を活用したお客さまのデジタルトランスフォーメーション支援を行っていきます。
 また、サイオステクノロジーはコンテナ基盤の構築支援の他、国内で不足しているコンテナ技術者の育成支援にも力を注いでまいります。

*1 Kubernetes(クーバネティス)
Linux コンテナの運用を自動化するオープンソースのプラットフォーム。

*2 Sysdig Secure DevOps Platform(シスディグ セキュア デブオプス プラットフォーム)
OSのシステムコールを可視化する特許技術をベースに、コンテナ、Kubernetes のモニタリング機能を提供するSysdig Monitorと、包括的なセキュリティを提供するSysdig SecureからなるSysdig社が提供する統合モニタリング・セキュリティプラットフォーム。

*3 フォレンジック
犯罪捜査や内部統制、情報漏えい対策として利用される技術のこと。

■サイオスについて
 サイオスは、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェア、AI、クラウド、金融技術に卓越した強みを有するテクノロジー企業群を子会社に持つ東証二部上場の持株会社です。「世界中の人々のために、不可能を可能に。」をグループミッションに、イノベーションによって人々の課題を解決し、より良い社会の実現に貢献してまいります。
詳細情報は、https://www.sios.com をご覧ください。

■サイオステクノロジーについて
 サイオステクノロジーは、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェアの開発と利用を軸に、自社開発ソフトウェア製品の販売とサービスの提供を行っています。直近では、AI(人工知能)、クラウドコンピューティングの技術領域に注力し、次世代を支える新製品とサービスの提供を開始しています。これからも革新的なソフトウェア技術を追求し、世界のIT産業に影響力のある存在、「インフルエンサー」となって価値を創造し、社会の発展に貢献してまいります。
詳細情報は、https://sios.jp をご覧ください。

■SCSKについて
 SCSKは、コンサルティングから、システム開発、検証サービス、ITインフラ構築、ITマネジメント、ITハード・ソフト販売、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)まで、ビジネスに必要なすべてのITサービスをフルラインアップで提供し、お客様のビジネス価値向上に貢献します。
詳細情報は、https://www.scsk.jp/ をご覧ください。

※掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。

■お客様のお問い合わせ先(記事掲載の場合はこちらをご利用ください)
サイオステクノロジー株式会社
DX Product & Integration サービスライン  担当:平塚
TEL:03-6401-5111  Email:dx-sysdig@sios.com

SCSK株式会社
ミドルウェア第二部  担当:硲(はざま)
TEL:03-5166-1320  Email:sysdig-sales@ml.scsk.jp

■報道関係者からのお問い合わせ先
サイオス株式会社
広報
TEL:03-6401-5120  Email:mktg@sios.com

SCSK株式会社
広報部  担当:栗岡
TEL:03-5166-1150

株式会社井之上パブリックリレーションズ
サイオスグループ担当:大浦、妹尾、横田
TEL:03-5269-2301  Email:sios@inoue-pr.com

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